農業開発研究所は「地域食品開発」、「地域農業開発」、「有機認証事務局」の3部門の業務を行っています。各部門の業務内容は次のとおりです。ご利用をご希望の方は、利用条件をご覧のうえ、お申し込みください。
特産加工品開発や食品分析、農産物の保存技術開発、バイオテクノロジーを利用した優良種苗の育成などにより地域の食品づくりをサポートします。
農産加工実習プラント棟にて、農産物の加工・品質管理、地域特産加工品の商品化等を目的とした研修・指導を行います。
当研究所職員を現地加工施設等に派遣し、地域特産物を利用したジャムや漬物など、加工品づくりにおける基礎から商品化までの技術指導を行っています。
農産物・食品などの栄養成分や機能性成分の分析、微生物検査を行っています。また、野菜・果物の保存技術に関する調査研究のほか、食品の賞味期限評価などの保存性に関する試験研究を行なっています。
地域特産の野菜・果樹・花きなどの優良種苗を確保するため、植物組織培養技術による種苗の作出や増植などを行っています。また、これらの優良種苗の実用化に向けた栽培試験も行っています。
JA、賛助会員などからの依頼により、各項に関する受託研究や共同研究を行います。また、技術習得を目的とする研修生の受け入れも行っています。
農産加工に関するご相談、加工施設設置に関するアドバイス等も行います。お問い合わせは電話で受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
県内農村の食料・農業に関する、動向・実態調査や普及啓発活動などを通じて、地域農業・農村の活性化をサポートします。
アンケート調査や現地での聞き取り調査などにより、農村の食料・農業等の動向を調査・分析し、実態の把握や、問題点・課題の検討などを行います。県下の農業協同組合、市町村、関係機関等からの委託調査も行います。
農業に関する時事折々のトピックスをテーマにしたシンポジウム、セミナー、パネルディスカッション等を開催し、農産物生産者・農産加工関係者、農業団体・行政関係者等に旬の情報を届けます。
農林水産省の登録認証機関として、厳しい基準によって生産された有機食品の検査・認証を行っています。
農林水産省の登録認証機関として、有機食品の生産、加工、小分け(流通)の認証を行っています。認証を受けて有機食品を生産する事業者は、国が定めたルール(有機JAS規格等)に従って野菜や米、またはその加工食品を生産し、製品に有機JASマークを付けて販売することができます。
認証を受ける事業者(農家等)に対して、国が定めたルールを守って生産できるかを、検査員が畑や田んぼ、農機具置き場、あるいは作業場(加工食品では製造場等)等の現地へ出向き状況を確認しています。また、認証を受けた事業者に対して、年1回以上定期的に、基準に適合しているか調査を行っています。
認証を受けるための有機認証制度に関する講習会や研修会を開催しています。また、検査員や判定員に対しても認証業務に関する研修会を行い、検査等の技術向上に努めています。